教会について・・・ キリスト教について・・・
わからないこと、聞きたいことがありましたら、いつでも質問してくださいね。
わたしたちがお答えします。
カトリック教会ってなんですか?
「カトリック」というのは、一世紀ごろに使われた言葉ですが、 ギリシア語の「katholikos」に語源をもち、「普遍的」という意味です。
長い歴史の中でさまざまな経緯をたどってきましたが、 その中でもローマ教皇を中心にしながら、 世界各地の司教、司祭(神父)のもとに集うキリスト者の集まりを「カトリック教会」と呼ぶようになりました。
そのひとつが「カトリック春日井教会」です。
カトリック教会の中身を知りたいのですが・・・
カトリック信徒は、父と子と聖霊という三位一体の神を信じています。
その他、カトリック教会の信仰が大切しているものには、 神の恵みが見える形で示された「秘跡」(洗礼やミサなど)があります。
また、信仰は根本的に聖書によるものですが、同時に長い伝統の中で培ってきた教えや、 聖母マリア、聖人たちへの崇敬の心なども大切にしています。
さらに、特別な形で神の恵みを生きようとする人たちの集まりである奉献生活(修道生活など)があります。
日本ではミッションスクールや福祉活動などでも社会に貢献していますが、 決して完璧な人たちの集まりではありません。
弱い人、悩み苦しんでいる人を含むさまざまな立場の老若男女が、 神の愛に生かされようと集まっている教会です。
日本のカトリック教会を知りたいのですが・・・
450年前に聖フランシスコ・ザビエルによって伝えられて以来、 現在では、司教を中心とする16の教区があります。
信徒数は、2017年12月現在で44万832人です。教区には長崎のように一つの県からなることもありますが、 いくつかの県からなることが多いのです。
たとえば、名古屋教区は愛知、岐阜、石川、福井、富山の5県からなり、 信徒数26,937人(2017年12月末現在)の教区です。
カトリック春日井教会は、名古屋教区に属する教会です。
カトリック教会ではどんなことをするのですか?
中心となるのがミサです。その他の行事など、教会によっては活動がさまざまです。
ミサというのは?
「ミサ」はカトリック教会の信仰生活にとってもっとも大切なものです。
大きく分けて二つの部分に分けられます。
前半では、神がどんなふうに人間に働きかけているのか、を聖書を通して味わいます。
特に大切なのは、イエス・キリストについてかかれた新約聖書の福音書です。
後半では、イエスの最後の晩餐の記念が行われます。
パンとぶどう酒がイエス自身の体と血とされ、これをいただくことによって信徒はイエスのうちに一つとなります。
ミサは、私たちに対する神の救いの働きかけ、特にイエス・キリストの全生涯、 十字架の死、復活による救いの喜びを思い起こしながら、実際にそれにあずかるものです。
喜んでいる人、悩み苦しんでいる人……すべての人が「神さまは今、私たちと共にいる」ということを実感しながら、 希望のうちに新しい歩みを踏み出す力を得る時です。
コンベンツアル聖フランシスコ修道会というのは?
カトリック教会の修道会のひとつですが、13世紀にイタリアでアッシジの聖フランシスコによって創立されました。
日本に最初の修道院ができたのは1930年、アウシュヴィッツ(ポーランド名:オシュヴェンチム)の収容所で 身代わりとなり聖人となったコルベ神父や戦後の日本で活躍されたゼノ修道士らによってはじめられました。
日本語のまったくわからないコルベ神父らが、来日して一ヶ月も経たないうちに創刊号を出版された 「聖母の騎士誌」は現在も続けられています。
☆ クリスマス、
☆ コルベ祭( 納涼会) |